MASAKIです。
日経平均株価が再び2万円超えにチャレンジしています。
私がマーケットを見渡した感覚では、長々とミサイル問題に一喜一憂させられる神経戦に疲れ果て、
『短期トレーダーたちは次々と転職活動へと旅立った』
という印象を受けます。
なにか、そこはかとない静けさを感じるといいますか。
そんなことはさて置き、、
KDDIの株主優待で入手した商品カタログギフトを使用しました。早速、商品が送られてきましたのでレポートします。
でも、その前にすこしKDDIという会社の『今』について調べましたのでご一読ください。
『au』 KDDI
格安スマホの台頭に直面する大手携帯キャリア
携帯電話市場では格安スマホ(MVNO各社からのサービス)の存在感が急速に高まっており、KDDIも主力の『au』ブランドの携帯事業の顧客数減少に直面しています。
総務省によると、国内の格安スマホの契約数は今年3月末時点で1586万件と1年前から25%も増えました。
しかし、KDDIの4~6月期の売上高は前年同期の1兆1304億円からは小幅に増えています。今年1月に買収したビッグローブの売り上げが加わったことと、携帯電話の契約数が伸びたことが寄与したようです。
ただ契約数の増加分は、傘下のUQモバイルなどの格安スマホ事業をによるものとみられ、他社の格安スマホへの顧客流出を防ぐための、UQモバイルの広告宣伝の強化により、費用は増加しており、経営状況は楽観視できるものではありません。
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通信事業以外の新たな金脈その1「au経済圏」とは
KDDIが打ち出している新たな成長戦略『au経済圏』とは、同社が持つ顧客基盤と決済プラットフォームをベースに、通信以外のさまざまなサービスを提供することで独自の経済圏を拡大していく取り組み。
サービス内容は、食品、飲料、日用雑貨などの物販から、保険やローン、電力小売りに至るまで多岐にわたります。au直営店で販売スペースを設けるなど従来の直営店戦略の見直しを模索しています。
決済もauショップとインターネットの両方から購入可能な『au WALLET Market』など自社プラットフォームでのショッピングサービスの構築を進めています。
これらの取り組みの結果、au経済圏の流通総額は1.28兆円と順調に推移しています。
KDDI株主通信2017
同社の目標として2018年度末のau経済圏流通総額2兆円も視野に入ってきているようです。
通信事業以外の新たな金脈その2「グローバル事業」
KDDIの前身の一つは日本の国際通信の草分けである国際電信電話(KDD)。その設立以来60年以上の歴史を有します。そのためグローバル事業は同社の事業の柱として掲げられています。
ミャンマーやモンゴルなどの新興国における通信事業や世界各国での法人向けデータセンター事業などを展開しています。
法人向けデータセンター事業「TELEHOUSE」は、テータセンターの売上高で世界シェア5位の達成。事業のさらなる強化・拡充を図っています。
肝心の業績は
下の図は、過去10年間の連結売上高、営業利益、純利益の推移をグラフ化したものです。通信環境の変化にさらされながらも持続的成長を実現していることが分かります。
一株あたり配当金推移
KDDI 企業情報
KDDIは株主還元に積極的な会社です。配当に関しては、2002年度より15期連続の増配を実現しています。今期も前期からさらに5円増やし、16期連続の増配を見込んでいます。また、自社株買いにも意欲的です。
大手携帯キャリアとして同社が保有する通信インフラが、長期にわたり安定した通信収入を生み出し続けてきたことを物語る数字です。
注目したいのは、サブプライローン問題を発端とした2007年のアメリカの住宅バブル崩壊から、2008年のリーマンショックを含む世界金融危機が世界経済を恐慌のふちへと追いやっていた間も、KDDIが増配を続けていた点です。
強固な『資産(ストック)』がもたらす『収益(フロー)』が、いかに企業経営を安定させるか。
これはこれからの時代、私たち個人が経済的な安定とともに生きていくためにも、本当に大事なマインドセットになってくるのだと思います。
株主優待内容
一株当たりの配当 | 90円(予想) | 基準日 | 3月31日 |
株価 | 2,967円 | 配当利回り | 3.03% |
優待利回り | 0.7% | 優待価値 | 3,000円相当 |
単元株数 | 100株から | 必要投資資金 | 296,700円 |
株主優待の内容は今期から変更になり、『au WALLET Market 商品カタログギフト』なるものが送られてきました。
「保有株式数」と「保有期間」に応じて、カタログの内容は異なります。
- 100~999株・・・3,000円相当 (5年以上保有で5,000円相当)
- 1,000株以上・・・5,000円相当 (5年以上保有で10,000円相当)
となります。
従来の『au端末割引クーポン』は無くなりましたが。全国47都道府県を代表するおいしいものの中から自由に好きなものを選ぶことができます。
ほかには、
- 十勝白い牧場アイスクリーム [北海道]
- 八戸鯖の棒寿司・鯖のスモーク [青森]
- 前沢牛オガタ 前沢牛入り生ハンバーグ [岩手]
- とらふぐ塩辛 [山口]
- 宇治抹茶のプリンとロールケーキ [京都]
- 万石の粒 無着色たらこ [宮城]
などなど多彩なラインナップが用意されています。
今回、私が長考の末に、悩みに悩んだ挙句、選択の決断を下した「おいしいもの」とは、、
新宿中村屋 プチカレー
カタログに掲載されていた写真(上掲のカタログ表紙写真の上段右)がおいしそうだったことと、個人的にハヤシが気になったことが決め手となりました。
カタログ内の『コピー』も食欲を掻き立てる素晴らしいものでしたので紹介します。
「ちょっと食べたい」を叶える名店の味」
中村屋オリジナルブレンドのスパイスで、彩り豊かな野菜や豆をじっくり煮込んだ「彩り野菜と豆」。辛みを抑えたマイルドな「ビーフマイルド」。コク深いおとなの味わいの「ビーフハヤシ」。女性やご年配の方にもうれしい少量タイプです。
商品到着後、早速ビーフハヤシをいただきました。
じっくりと時間をかけて煮込まれたことが容易に想像される、しっかりとしたコクを備えた味わい深いビーフハヤシでした。