MASAKIです。
日経平均株価が長らく抜けられなかった2万円の節目を大きく超えようとしています。
一時的ではありますが、1996年7月1日以来21年ぶりに2万2500円を記録したようです。
『ソニーショック』が市場参加者をどよめかせています。
2018年3月期の連結業績予想を上方修正し、中でも営業利益予想は前年比2.1倍の6300億円と、1998年に計上した5257億円を上回り、20年ぶりに過去最高を更新する見通しとなりました。
新たな日本経済の明るい兆しとしてマーケット全体にポジティブなムードを醸成しています。
以前にも書いたように、日経平均2万円付近はこれまで何度もチャレンジしては長く超えられなかった壁になってきました。⇒株価予想を信じて財産を失う被害者の急増問題について
今回その壁を大きく突き抜けたことにより、マーケットは新たな局面に差し掛かりました。この流れが消費者を景気づけ、日本経済全体を活気づけることを期待します。
ですが、
[voice icon="https://japanhighgrowthinstitute.com/wp-content/uploads/2017/04/papa-01-e1493526378454.png" name="" type="l"]『投資が大事だということは、普段から身をもって感じています。でも、何をやればいいのかさえ分からない状態なんです』[/voice]
[voice icon="https://japanhighgrowthinstitute.com/wp-content/uploads/2017/04/grandmother-02-e1493526147253.png" name="" type="l"]『自分が買った株は損になることが多く、儲からないんです。どういうことですか?』 [/voice]
このような、心の奥にある悩みを私に打ち明けてくださる方がいます。多くの人にとって、お金に関する悩み・疑問は大切なことでありながら、とても人に相談しづらい話です。
想像してみてください。
家族や友人と目が合い、口を開くたびに大きな声で、『私、株で儲けたいの。株で儲けて資産を構築したいのよ』
そんな人にはなかなか出会わないと思います。
恐らくこのブログを訪れてくださる方にも、
『株価は上がっているが、自分には関係のないことだ。自分は何も保有していないから』
という、焦り、苛立ちにも似た感情を抱えている方も多いと思うのです。
私は、自分がこれまでマーケットで経験し、学んできたことがそのような問題を解決できると考え、このブログを存在させています。
私は実際に株式投資からの収益で生計を立てています。しかも、その収益の多くは資産が生み出すキャッシュフローです。
株で儲からない原因
あなたは投資で成功し、資産を築くための究極の方法は何だと思いますか?
究極の方法。それは一言でいうと、『損失を回避する』です。
ここで著名投資家であるウォーレン・バフェット氏が損失の回避について語った有名な言葉を紹介します。
Rule No.1: Never lose money. Rule No.2: Never forget rule No.1.
ルール1:決して損をしなこと。ルール2:決してルール1を忘れないこと。
私が11年以上の間、マーケットを見てきて痛切に感じるのもこの点です。 投資で成功している人は必ず、その人なりのやり方で損失を回避したり、損失を小さく抑え込む術(すべ)を身に付けています。
相場環境が良い時、人はリスクを選好するようになるものです。
[aside type="boader"]
- 現金を証拠金(担保)にして、借金をして信用取引を行う。
- 自分の売買基準を甘くしてまで、投資対象を広げていく。
- 投資家として最低限の資金管理を放棄して、一点全力買いで賭けにでる。
[/aside]
株で儲からないひとは、相場環境が良いときに大きすぎるリスク取る傾向があります。そして、市場の下落局面で正しい行動を取れず、損失を大きくしてしまいます。
ここ1,2か月のマーケットの活況に感情を刺激され、熱くなって『とりあえず、何でもいいから買っておかなければ!!』という精神状態になっている人は注意が必要です。
長い人生の中で、何をやっても上手くいく時期というのは誰にでもあります。
しかし、そんな時こそ、この先いつか訪れるかもしれない『冬の季節』を想定して、自らに質問を問いかけてください。
- 自分の投資スタイルで『厳しい冬』(景気後退局面)を乗り越えることができるだろうか?
- 突発的な急落により資産の大部分を失うような無理な投資をしていないだろうか?
私たちが賢明な投資家であり続けるためには、甘い誘いに感情を揺さぶられたとき、自分の定めたルールから大きく逸脱してしまわないよう常に軌道修正していかなければなりません。
これからもどこかで必ず大きな買い付けのチャンスは到来します。
『必ず』です。
そんな一世一代の大チャンスを迎えながら、間違った投資により大きすぎる損失で現金を失ってしまい、何もできないまま、部屋の片隅で体育座りをして涙に暮れるようなことは避けないといけないのです。
では、具体的にどうやって損失を回避すればいいのでしょうか。
この質問に答えるのは、どの投資家にとっても簡単なことではないはずです。人によってその方法は違ってくるところでもあります。
私の損失回避法
1)ストック銘柄を重視する
私は自分のポートフォリオの核となる部分をストックビジネスを展開する企業の株式で構成しています。
ストックビジネスを簡単に説明すると、継続的に安定したお金を生み出すビジネス形態のことです。
不動産業界で例えると、不動産管理業や転貸事業(コインパーキングやトランクルーム事業等)などが『累積事業』とか『ストックビジネス』と呼ばれています。(stockとは「蓄える」という意味の英語です)
ストックビジネスという概念は、人によってとらえ方は異なります。何をストックと捉えるかは投資家としての腕の見せ所とも言えるでしょう。
私がなぜストック型の企業を好むかというと、とにかく収益が安定しており、景気変動による浮き沈みが少ないからです。
収益が安定するということは、景気後退期に株価の落ち込みが少なくなるという結果を生みやすいです。
さらに、ストックビジネスを持つ企業には、おいしい要素があります。それは株主への配当が安定しているのです。
つまり、[su_highlight background="#fffc99" color="#ff1c2b"]私はストックビジネスを保有することで、景気後退期の下値を限定し、安定した配当金で株価下落時の損失に引き当てるという方法で損失を回避している[/su_highlight]のです。
二つ目は、、、と行きたいところですが、ピアノを弾く時間になってしまいました。
何か聞いてみたいことがあれば、コメント欄に書き込みをしてみてください。
また、現在スカイプコンサルを承っております。お気軽にお申し込みください。
[btn class="simple"]スカイプ申し込み[/btn]