MASAKIです。

 

 あなたは日本株と外国株、どちらに投資してみたいと思いますか?

 

やっぱり、世界的な企業がたくさんあって、人口が増えていて成長余地のあるアメリカかな?
日本で暮らしてる訳だから、詳しい情報も得やすいし、為替リスクも考えなくていい日本株の方が安心!

 

 日経平均株価はなかなか2万円台を超えられずに、2年近く1万5千円〜2万円の間で推移しています。

 

 一方、アメリカ市場は今年に入って史上最高値を更新しています。私の実感としても、益々、アメリカ市場に人々の注目が集まっているように感じます。

 

 ですが、

 

 私はこれまで日本株を中心に投資をしてきました。 

 

 現在も私のポートフォリオを占める日本株の割合は大きいです。
 内訳はこんな感じです。→ 2017年1月 私のポートフォリオ構成

 

 11年以上の間、日本市場からのリターンで資産を拡大してきましたし、今もその資産からのキャッシュフローを得続けています。

 

 今回はそんな私が感じる日本株へ投資する利点についてお話ししようと思います。

 

外国株への興味は?

 結構、証券会社の人からは『外国株には興味はありませんか?』と聞かれます。その度に『興味ですか?めちゃくちゃあります』と答えてます。実際、割合は大きくありませんが外国株、債権、REITも保有しています。

 

 特に、外国株の成績がとてもいいですし、これからもっと海外資産への投資を増やしていきたいという気持ちは強くあります。日本の国レベルで考えてみても海外投資のパワフルさははっきりしています。→ 経常収支の推移から読み解く有望な投資先

 

 でも、私は日本市場を中心に投資する利点の大きさも強く実感しています。

 

日本市場へ投資する利点

1)利用できる情報サービス・ツールが豊富に提供されている

 

 私が日本株への投資を中心に行ってきた最大のポイントがこれであり、最大の利点だと思うくらいです。

 

 私が株式投資をスタートしたのは2016年の1月ですが、その初めの段階から日本のオンライントレードの環境は相当程度整っていました。

 

 その頃には日本のインターネット回線の環境はスピード面でも安定性の面でも信頼性は増してきており、また売買コストの面でも、1999年10月に株式委託手数料の完全自由化が実現していました。

 

 証券取引の歴史を俯瞰してみても、一時代を画する革新的変化がまさに起きようとしている只中でのスタートだったのです。

 

 それまでとの具体的な違いは、

  • 自宅のパソコンのモニタを通じて、株価の変化をリアルタイムでみることができるようになった。
  • リアルタイムトレーディングツールを使うことで、国内の上場銘柄全ての値動きを瞬時に確認し、スクリーニングできるようになった。
  • 企業分析サービスを利用することで売買の判断に必要な情報を好きな時に取得できるようになった。

 

 つまり、何が言いたいのかというと、うまく投資をする上では『環境』がとても重要な要素だということです。

 

 

tradingtool

リアルタイムトレーディングツールの力はとても大きい

 

 投資には人それぞれにスタイルがあるのだと思います。例えば、ウォーレン・バフェット氏は子供の頃から毎日、様々な企業の年次報告書を読むことを習慣とされていたそうです。また、彼のバークシャー・ハサウェイの執務室にはコンピュータはおろか、電卓さえないそうです。

 

 でも私からしてみれば、コンピュータを使ったリアルタイムトレーディングツール無しには、これまでのような成果は挙げられなかったはずだと思います。もしかすると株式投資をやろうとさえしていなかったかもしれないです。(若い人間にして見れば、証券会社で担当者とやり取りするのは抵抗がありますから)

 

 日本株に投資をするということには、これらの整った情報サービスをストレスなく利用できるアドバンテージがあります。

 

 翻って、外国株へ投資しようとする時、これらの環境は少なからず制限されてしまいます。

 

 以前、ある証券業界の知人から、日本国内の需要を考えると、外国株へのリアルタイムでの情報配信サービスを提供することはビジネスの面で割りに合わないため、証券会社にとってハードルの高い課題となっているという話を伺ったことがあります。

 

 このあたりの環境面での問題を解決できるとずいぶん変わってくると思うのですが。

 

2)外国株に比べて売買コストが低い

 随分改善されて来たとはいえ、日本株に比べれば、外国株の売買手数料は高めに設定されています。

 

 それに加えて、外国株への投資の際は必ず為替コストが発生します。アメリカ株であれば、円をドルに替える為替手数料が必要になります。

 

 配当金への税金も、一旦は外国と日本の両方で二重に課税される形になります。外国で課された税額を日本の所得税などから差し引く外国税控除の制度が用意されていますが、この適用を受けるためには確定申告が必要です。

 

 国によっては現地徴収分全額の控除を受けることはできないようですし、NISAを使った取引については外国税控除の適用は受けられません。

 

 イタリア株に関しては、日伊間の租税条約で定められている制限税率(15%)の適用を受けるために手続きが必要で、その手続きが遅れると通常26%の現地源泉税が課されてしまいます。(日本での課税とは別に)

 

 一旦手続きが遅れてしまうと、還付されるまでに数年を要する場合がありますので注意が必要です。

 

 

3)日本企業の海外売上高比率が上昇し続けている

 日本株投資について気掛かりなこととして『人口減少問題』が挙げられると思います。

 

 『日本国内の消費が減少していくのだから、日本企業の業績にマイナスの影響が出て、株価は低迷するはずだ』という予測ですが、 そもそも私はそのようなしみったれた考え方が大嫌いです。 

 

 一国の将来というものは、その国に生きている人間の行動次第でどんな形にだって変えられるはずです。簡単なことではないことは解りますが、人口減少を問題だと認識するのであれば、まず、私自身がその問題の解決に向けた行動を率先していくというのが私の生き方です。

 

 あっ、でも、私独身でした。ちょっと調子に乗ったことを書いてしまいました。申し訳ございませんでした。

 

 でも、日本株にとってポジティブな材料はあって、日本企業の売上における海外売上の割合が右肩上がりで増加している点です。下のグラフがその推移です。

 

日本企業海外売上高比率

JETRO「世界貿易投資報告(2016年版)」より

 

 2000年度と比較して2015年度は倍以上の増加となる 58.3% となっています。もはや日本企業は売上の約6割を海外で稼いでいるのです。

 

 国内市場が抱える難題を解決する手段として海外に打って出る企業が増えたことと、リーマンショック以降の円高局面を逆手に取った積極的なM&A戦略が功を奏した結果がこの統計に現れているのだと思います。

 

 東芝が直面している米国原発子会社の問題は、日本企業による海外企業への投資やM&Aの影の側面を私たちに教えてくれています。そりゃあ、これだけ海外での商売が増えてくれば問題も出て来ます。

 

 大事なのは、この事を自分たちの教訓にできるかどうかなのだと思います。

 

 まとめ

 今回は私の考える、日本株投資の優位性についてお話ししました。

  1.  豊富な情報サービスの恩恵を受けられる。
  2.  コスト面で有利なところもある。
  3.  国内企業の業績面でポジティブな変化が見られる。

 

 アメリカ株の景気の良い値動きに気を取られて、結構、見落としがちな点もあると思います。私たちを取り巻く投資環境全体を見渡した上で納得のいくリターンを追求していきたいものです。

 

 

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